【飲食店向け】発生する3種類の害虫と発生させない種類別掃除方法

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「清掃をやろうとしているけど、どこまでやれば虫って沸かないの?」
「どういった所に気をつければよいの?」
そんな飲食店での清掃に関する疑問を解説していきます。

目次

飲食店で清掃不足による発生・増殖する害虫 3選

飲食店もうどん屋さんからバーまで、取り扱っている食品も様々です。発生する虫も食品によって左右されるケースがあるので、ここではどこの飲食店でも発生する可能性がある3種類について解説していきます。

チョウバエ

英語で「バスルームフライ」とも言われ、水を扱う事の多い飲食店で良く見かけます。ハートを逆にしたような形をしていて、家庭内でも見かける(発生する)場合もよくあります。水回りのヌメリに卵を産み、繁殖します。

ゴキブリ

家庭で見かける黒い「クロゴキブリ」から、飲食店でよく見かける「チャバネゴキブリ」まで飲食店では2種類のゴキブリが良く生息しています。今まで全く見かけなかったのに、「急に見かけるようになった。」というケースがほとんどです。搬入される食品やドリンク類について、いつの間にか繁殖するといったケースがほとんどです。

ねずみ

飲食店はねずみにとって居心地の良い居場所です。24時間営業なら店員も24時間いて、ねずみは警戒し続けなければいけません。しかし、ほとんどの飲食店は営業時間があり人がいない時間帯があるので、ねずみは警戒しなくても良くなります

そのため、食品庫も常に人がいるわけではないのでねずみにとって少ない警戒で済む場所です。どこからか侵入したねずみは、あなたのお店で食事をとり、どこかで繁殖している可能性が非常に高いといえます。

害虫別の清掃箇所と見るべきポイント

害獣害虫を発生させない為には日頃の清掃が必要不可欠になります。害虫が発生している飲食店では「床を水で流すだけ」が多い印象です。冷蔵庫などの什器の下を覗くと、「水で押し流されたゴミが堆積していてそこが営巣箇所になっていた」なんてことが多いです。
では、どうすればよいのでしょうか。害虫の種類別に発生させないためのポイントを解説します。

チョウバエ

チョウバエは腐敗した水分を栄養素として発生・生息するため、主に浄化槽・下水溝・排水溝・グリストラップ・トイレ・厨房・冷蔵庫のドレン排水などが発生源となります。発生が確認される場合は、排水の衛生環境が不良である証です。

大量発生しやすいが、駆除は簡単

チョウバエは繁殖力が高く、一度営巣すると短期間で瞬く間に大量発生します。いち早く完全に駆除するには、飛翔しているチョウバエを捕獲するよりも、発生源を正確に特定してその箇所へ集中的に駆除処置を行うことが重要です。

グリストラップや排水溝など、汚れが堆積している箇所に卵や幼虫を確認できればその箇所が発生源と特定できます。処置を施す箇所が正確であれば、殺虫剤や熱湯により卵・幼虫も含めて容易に駆除することができます。

ゴキブリ

ゴキブリはエサを求めて食材・食品へ近寄ります。そのため、ゴキブリの駆除・予防対策を行っていない、もしくは行っていても十分な効果が出ていない施設では、ゴキブリが食材・食品へ異物として混入するリスクがあります。

クロゴキブリ

中でもクロゴキブリは、主に下水に生息するため、マンホールの内部などを調査し、多数の個体を確認できた場合はそこが発生源と特定できます。施設内へ搬入される荷物の段ボール箱にゴキブリの卵が付着しており、施設内で卵が孵って増殖するケースもあります。

ゴキブリにとって段ボールは最高の住処?

段ボール箱は保温性が高いためゴキブリの営巣箇所になりやすく、荷物が保管される倉庫内などでは、段ボールのすき間にゴキブリが住み着いて卵を産み付けることが多いためです。荷物を搬入した際は、すぐに段ボールを解体し、卵が付着していないかをまんべんなく確認することをお勧めします。見つけた卵は潰すか下水に流すなどして、施設内で孵化することを未然に防ぐことが重要です。特にゴミ置き場での発生が多く見られます。店内で見かける場合は外のゴミ置き場で繁殖している可能性があります。外部侵入要因が強いのがクロゴキブリの特徴なので外も清潔にしておく必要があります。

チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリは寒さに弱く、暖かい場所に生息する習性があります。そのため、暖房設備のある施設、冷蔵庫やコールドテーブルのモーター周辺などは営巣しがちです。クロゴキブリ同様、施設内へ搬入される荷物の段ボール箱にゴキブリの卵が付着しており、施設内で卵が孵って増殖するケースがあります。クロゴキブリ同様、荷物を搬入した際はすぐに段ボールを解体し卵が付着していないかをまんべんなく確認することをお勧めします。

ねずみ

エサを求めて厨房や店頭、食材庫、倉庫などの食材、商品をあさります。精米や小麦粉、パン粉、肉類などが被害に合うことが多いです。ねずみの種類によって警戒すべき場所は異なりますが、共通して言える事は、「ねずみはエサを探して施設内に侵入」します。

施設内にエサとなる食品カスなどのゴミが放置されていることでねずみを呼び寄せてしまいます。日々の清掃がとても大切です。一度侵入を許すとゴミを食べるだけでは無く、食品庫のものを狙ったりします。

害獣害虫が発生してしまったら?

今回はどの飲食店でも発生する可能性がある3種類の害虫に的を絞り、書かせてもらいました。一度、侵入を許すと爆発的な繁殖力で増え、とり返しのつかない状況になります。々の清掃欠かさないこととポイントを抑えて清掃することで害虫の発生を抑えられます。

また、営巣してしまっている場合、清掃だけでは難しく専門業者による駆除が必要になります。プロは対象害虫別に清掃したほうがよい場所を現場によってアドバイスできます。清掃したほうがよい箇所は建物形状や設備によって異なるので専門業者に確認してもらうのをオススメします。

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