【天井のシミはおしっこ?】濡れたあとの4つの原因と屋根裏に住み着く3種類の動物を解説

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「天井にシミがあるけど、雨漏り?」
「天井にシミがあるけど、どうしてできたの?」
「天井のシミってまさか動物のおしっこ?」

天井にできるシミはそれぞれ原因別に対処法が違いますが、どの原因であっても緊急での対応が必要となります。

目次

天井にシミができる4つの原因

天井にシミができる原因は大きく4つあります。

  • 給水管、排水管からの水漏れ
  • 雨漏り
  • 結露
  • 動物のおしっこ

どれが原因であっても早急な対応が必要です。あなたの家がダメになってしまう前に状況を確認しましょう!

給水管、排水管からの水漏れ

給水管、排水管が劣化しつなぎ目からの水漏れや劣化により水道管が破れて水漏れが起こることがあります。2F建ての家でトイレや水道などが2Fにもある場合は給排水管どちらも通っているので、そこから水漏れする可能性があります。

また、水の場合は漏れているすぐそばではなく、低い方に流れていき溢れ出てきたところがシミとなって現れます。汚水だとニオイやばい菌も心配ですが、給水管からの漏れも家が腐ってしまうので緊急で対応が必要です。給排水管が通ってないような2Fの天井のシミは次の2つの原因が高いです。

雨漏り

軒下の穴や壁のすき間、目地(壁の継ぎ目)の劣化から雨水が浸水してきます。また、給排水管の水漏れ同様、低いところにどんどん流れていき溜まってからシミになって症状が現れます。家の定期的なメンテナンスをしていれば問題ないですが、しばらく補修してない場合は注意が必要です。補修しているのにできた場合は動物が住み着いている可能性があります。

結露

結露の原因は多岐にわたります。屋根裏が外気の影響で冷えているところに、暖房で温められた空気が屋根裏まで到達し結露が発生します。釘や金属などの表面に水滴ができるため、それが天井裏に落ちてくるのを繰り返すと天井のシミとなります。

また、同じように屋根裏の屋根断熱と屋根の間でも結露が発生することがあります。

結露がずっと続くと、屋根裏の木材や天井が腐ったり、カビが生えてくることがあります。放置しておくと大規模なリフォームが必要となってしまうので早めに対応が必要です。

動物のおしっこ

屋根裏に動物(害獣)が住み着くと、いたるところで排泄し、天井に染み込んでくるとシミとなります。よくいるのが「ハクビシン」「アライグマ」「イタチ」です。軒下に穴が開いていたり、壁に穴が開いていると、ほんの小さいすき間でも入ってきます。

また、屋根裏は動物にとって外敵もおらず寒さもしのげるのでとても快適に過ごせます。そのままにしてしまうと、おしっこによるシミだけでなく糞で天井が落ちてくる危険があるのでこちらも緊急での対応が必要です。

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天井のシミは水漏れ?雨漏り?動物のおしっこ??判断方法

天井にシミがあった場合、水漏れか、雨漏りか、動物のおしっこかを判断するには屋根裏を目視することで確認できます。一戸建てであれば、屋根裏の点検口が必ずあるのでそこから確認します。

屋根裏の点検口は大抵目立たないところに設置されているので、どこかわからない方もいるかと思います。その時は、2F建てなら2Fのクローゼットや押入の中の天井に設置されていることが多いです。

水漏れ、雨漏りの場合

水が漏れていて天井のシミとなっている場合は、屋根裏の断熱材が濡れていたり、木材が湿っていたりと濡れているあと確認できます。ただし、どこが漏れているのか、漏れていた場合どうすればいいのか、補修は必要かの判断ができません。

そのままにしておくとカビや腐食に繋がるので早めにリフォーム業者へ連絡を行いましょう。

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動物(害虫害獣)のおしっこの場合

動物が屋根裏に侵入している場合も同じく、屋根裏の点検口から確認をします。この時に注意して欲しいのが、点検口開けた瞬間に大量の糞や糞に集まったゴキブリが落ちてくる可能性があります。また、もし見かけても捕まえようとしたり、追い払おうとすると噛まれたり、暴れて配線をかじることもあります。

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確認したときに動物の姿が確認できれば、天井のシミはほぼその動物の仕業で間違いありません。姿が確認できない場合は天井裏をよく見てみましょう。暗いのでライトがあると便利です。その時に糞が落ちていたり、断熱材が食い破られていれば侵入されているとみて間違いないです。

ハクビシンやアライグマに侵入されてそのまま放置しておくと、大量の糞をされていまいます。大人の膝の高さほどになるので、天井が抜け落ちる可能性があります。様々な病原菌やダニを連れてくることもあるので早めに対応するのがオススメです。

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住み着いている3種類の害獣の見分け方

天井にシミができているなら、天井から音がしないか注意深く聞いてみましょう。足音やカリカリする音が聞こえる場合はほぼ動物が住み着いてます。その場合は勇気を出して天井裏を覗いてみましょう。動物が住み着いている場合は排泄のあとが必ずあります。糞でなにが住み着いているのか見分けられるのでよく観察してみましょう。

※注意:天井の点検口を開けると、糞が落ちてくる可能性あります。また、天井裏は歩いていい場所とダメな場所があります。知識がない場合は専門の業者を呼んで確認してもらいましょう。

ハクビシン

最近の住宅で特に害獣被害の多いのがハクビシンになります。ハクビシンの特徴的なのが「糞」になります。ねずみの糞は豆粒程度で小さいです。ハクビシンの糞は小型犬と同じくらいの大きさの糞をします。糞の大きさは約5cm〜15cmで、形は丸みがあり細長いです。ハクビシンは雑食性の動物なので、果物・野菜・昆虫・鳥・鳥の卵等を食べます。特に、果物・特定の野菜を好んで食べるため、糞の中には果物の種・野菜の種が含まれていることが多いです。小型犬ぐらいの糞があり、種があったらハクビシンを疑いましょう。

天井裏にいるのがハクビシンかどうかどう判断すればいいの?

ハクビシン(白鼻芯)はその名の通り、額から鼻にかけて白い線があることが特徴です。夜行性で活動するのは夜間が多く、高所の移動も得意です。高所の移動が得意なので樹木や電線を伝って移動することがあり、屋根に侵入ルートがある場合は天井裏などに侵入することがあります。
巣になった住宅の天井裏は断熱材がボロボロになったり糞が山盛りになったりと激しい汚染被害を受けることがあります。私が担当したことのあるお客様のケースですが、屋根裏に上ったら膝上まで積もった糞が天井裏のいたるところにありました。汚染を拡大させないためにも早急な対策が大切です。

害虫レスキュー119番
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アライグマ

最近ではハクビシン同様にアライグマの野生化及び生息域の拡大が進んできています。アライグマのフンは、ハクビシンの糞と同じくらいの大きさです。
しかし、果物を好んで食べるハクビシンの糞には種子が多く混ざっているのに対し、アライグマの糞には種子だけでなく、動物の骨や昆虫の羽などさまざまな物が混ざっています。

イタチ

イタチは雑食ではあるものの、肉食が多い動物です。そのため排泄されるフンもかなり強烈な臭いがします。見た目は細長く、毛や植物の種が混じっています。水分が多く湿っている場合が多いです。

天井裏のシミの原因が害獣のときの対処法

「糞の特徴が思いっきり害獣だった」
ショックですよね。天井裏に入ってくる害獣はここで紹介した3種類の動物が侵入してきます。

  • ハクビシン
  • アライグマ
  • イタチ

ハクビシンだったら天井裏にシミが出来ているということはそれなりに糞が堆積してしまっています。
そうなっている場合は、すぐに駆除業者へ依頼しましょう。糞を放っておくと、山積みになった糞によって天井が抜けてしまう被害につながりかねません。

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天井裏に住み着く代表的な動物として「ねずみ」がいますがこちらで解説していますので併せてご覧ください。

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